Chapter 4 おうち英語大失敗→バイリンガルコーチへの道
- Oyakobilingual
- 2023年3月15日
- 読了時間: 6分
更新日:2024年11月3日
さていよいよこれで最終章。
家計を支えなくてはという思いで躍起になっているうちに
日本語教師としての仕事が忙しくなり、
ますます子供との時間は取れなくなっていきました。
それでも子供がバイリンガルになる夢は捨てきれてなかった私は
「いつか復活するかもな〜」
という淡い期待を持ち続けてしばらくはリビングに英語教材を置いていました。
でも、しばらく経っても日々の忙しさに追われて再開できる気配すらなく、
英語教材も場所を取るからということで、リビングから2階に変え数年が経過。
それでも使わなさそうだから夫に頼んで、
二束三文で売ってもらったその直後のことでした。
なんと上の子が(当時9歳)私の前で学校の英語テキストを読んでくれたんです。
(読んでいたというか覚えていたと言った方が正しいかも)
学校で覚えてきた会話文をたどたどしく話し、
家族の前で披露してくれました。
それまで9年間私が英語で話しかけても全て返しは日本語だった娘。
これが9年間で初めて娘が自発的に英語を口にした瞬間でした。
感動して涙したことを今でも覚えています。
どうやら小学校で英語が始まり、クラスの中で自分が英語が得意だと
感じたことで「話してみようかな〜」という気持ちになったようです。
それがきっかけで私の子供をバイリンガルにしたい熱は一気に再燃。
そこから今度は2度と失敗しないように慎重に進めていきました。
大きく変えたことは教材(絵本などを含む)の使い方。
挫折前はディズニー教材をただかけるだけ。
絵本をただ読むだけでした。
挫折後は
子供への教材(絵本や無料教材を含む)のアプローチを変えて
さらに、親子の会話につなげていきました。
これが驚くほどの効果で。
前は「絵本、読むよ〜」と言っても
子供が乗ってこなくてモヤモヤしてたんですが
そんな子供たちが今では私が本を読み始めると寄ってくる
「もっと読んで」と催促されることも当たり前になってきたんです。
絵本一つとってもアプローチの仕方次第で
子供の反応が劇的に変化することがわかりました。
しかもそればかりだけでなく
娘たちの口からアウトプットが面白いほど出てくるようになったんです。
この方法は親の英語力問わず、だれでも簡単にできます。
そうすることで、私も絵本などの教材から英語を
学べて、子供もどんどん吸収し、話せるようになっていきました。

そして、再開後、一年余りで英語ネイティブの友達兼、インターナショナルスクールの先生に娘の英語力はインターの生徒さん以上だよと言ってもらえたんです。
おうち英語出身の娘の英語力は?インタビュー動画はこちら
とまぁ、今でもたくさん課題はあります。
だからこそ皆さんと悩みを分かち合えるわけだし、
今も100%満足!というわけではないんですが、
私の目標である
「子供が英語を自発的に吸収し始める状態に持ってくる」
これは達成できているのでよしと思っています。
これがあれば、子供は成長しても勝手に英語を学んでいくし、
英語で自分の好きなこと得意なことを見つけていけるだけの英語力
を身につけることも可能なんですよね。
過去の私のように英語を勉強することにたくさんの時間を費やし
英語以外何もないなんてことも避けられます!
こうして無事にバイリンガル育児を再開し、
今めちゃくちゃ楽しんでいます。
心から親子で英語が当たり前の日常が手に入ってよかったなぁと思います。
そして、最近、ふと思ったことがあるんです。
実は母は私が小学2年に上がった直後に亡くなったんですが、
海外の友達と親子で交流したり、
親子で同じコンテンツを見て楽しんだり、
最近では私の日本語学習者向けのSNSに娘たちが
参加してフォロワーさんたちと交流したりと、
英語で広がる世界を親子で感じられている。
これがまさに亡くなった母が私としたかったことなんだと気づいたんです。
母は英語というタネを私に蒔いてくれ、
そのタネのおかげで交友関係も仕事も世界と繋がることができて 娘たちに広い世界を見せてあげられています。 もちろん、今は亡き英語ができない父も母の思いを受け継ぎ、
私を導いてくれた一人です。 洋楽好きの父は私に歌詞の意味を聞いてくれたりと、
英語のことになると必ず私を頼ってくれました。
これは結果的に私に「英語が得意だという自信」を植え付けてくれました。
こうして英語習得自体が目的になってしまったことで
絶望したこともありましたが、結果的に英語に救われた人生になっています。
今も英語は私たち親子、そして私がサポートしている
親子たちの可能性を広げ続けてくれています。
だから、私は
「日本にいながらも英語ができないことで制限されない人生を子供も親も歩んでほしい。
そんな親子を増やしたい。」
と強く思っています。
ありがたいことにこれまで400組以上の親子
をサポートさせていただく中で
私の母のような思いでいらっしゃる方々や
過去の私のように悩んでらっしゃる方々の
サポートをしたいという気持ちが膨らんでいます。
その中の親御さんたち数名から
「我が子に英語を教えてほしい」
とおっしゃっていただき、
2020年、自宅でも自宅と連携する英会話教室をスタートしました。
これまでの14年以上の教師経験 おうち英語の挫折経験
バイリンガル育児のコンサル経験
全てを詰め込んで体系化し、
何度も何度もブラッシュアップを重ね
2022年の秋に今の形になったのが
「バイリンガルLINK」。 特にアウトプットが伸び悩む3歳から9歳
(これまでにおうち英語をされてきた方は9歳以上の方もサポートしています)
の子供さんを持つ親子にサポートをしています。
そこではみなさん、私が実際に試して効果のあった
この教材の使い方そして親子の会話につなげるLINKメソッドを
実践され、怪しまれるほどの成長😆を遂げています。
中にはプリスクールやインターナショナルスクールに
6ヶ月通った以上の成長を遂げる子供たちも。
数年間、単語しか話さない!とお悩みだった方が
たった1ヶ月で絵本を自力で読めるようになり
4,5ヶ月も経つと文で話すのは当たり前になっていたり
↓
姉妹でレベル差ありすぎ!妹が英語を嫌がる!
とお悩みだった方が
たった6ヶ月で姉妹で英語で楽しく会話したり
スラスラ読めたりできるようになったり
↓
7歳でもう遅いかな?
ディズニー教材を買ったけど使いこなせずに
挫折していた英語苦手ママが
教材を生かして親子で英語で
会話のラリーが続いたり
↓
毎回、私の方がメンバーのみなさんの成長にびっくりしたり、
感動したりさせられっぱなしです。
また、英語習得面だけではなく
子育てで悩んでいた方がLINKで
親子の絆が強まって人生が変わったこと。
↓
みなさん、それぞれの親子の
バイリンガル育児の形を
見つけられ、
我が子の可能性を最大に生かしながら
LINKで成長を遂げられています。
なぜ怪しまれるほどの成長を
遂げることができるのか?
LINKメソッドの全貌を
LINKの無料体験会で
全てお伝えします!

ということで4話に渡って読んでくださり、本当にありがとうございました。
みなさんのバイリンガル育児が
みなさんそれぞれの親子の形で
楽しく続けられることを心から祈っています。
バイリンガルコーチ
中村ちこ
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