Chapter 1 私を海外留学に導いた たった一度の体験
- Oyakobilingual
- 2023年3月15日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年3月16日
今では英語、日本語コーチとして起業、 オンラインやSNSで世界中の人に言語を道具として使う魅力を伝える立場ですが、
学生時代はちょっと違う考えを持ってました。
「とにかく英語話せたらかっこいいから是が非でもペラペラになりたい。」
「英語さえ身につければなんとかなるだろう。」
そんな考えでいました。
どうして英語を話せるようになりたいと思っていたかというと、
たった一回の体験からでした。
私は香川県で生まれ育ちました。
とにかく幼い頃は香川県の田舎に住んでたので、 海外の方を見ることもないといった環境にいました。
その当時、専業主婦だった母は「スリランカの一家が近くに来た」
という新聞記事を切り取り、
なぜか3人姉妹の真ん中の私だけに見せました。
そして、「この方達に会いに行こう!」と言いました。
私は母を独り占めできるからという理由で一緒についていきました。
そこで、初めて母が一生懸命片言の英語で話す姿を見て、
私も似ている歳の子供とジェスチャーと日本語だけで
コミュニケーションをとったことを今でも鮮明に覚えています。
そのたった一回の経験だけでその後、中学に入ってから
英語を学ぶ動機になり、他の教科を差し置いても英語を勉強し、
テキストを丸ごと覚えたり、テキストの発音を何度も聞いては真似したり、
マイケルジャクソンなどの洋楽を歌ったりしながら身につけました。
がむしゃらに努力した結果、それなりの英語力を身につけられました。

その後、英語が大好きなまま高校、大学と進み、
大学4回生の時に海外の大学の英語クラスではなく
正規の授業が受けられる交換留学生に選ばれました。
この頃、TOEIC915点も獲得。
そしてオーストラリアで約9ヶ月間ローカルの学生たちと学びました。
交換留学生になることが夢だったので、
これを達成した時の喜びと言ったらなかったです。
夢を実現した私は意気揚々と就職活動を始めるわけですが、
ここで思わぬ大きな壁にぶつかることになったんです。





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